windows TortoiseGitでGitlab(Ubuntu16.04)を使う方法のまとめ [3]クライアント側(TortoiseGit)編
前回、リモートリポジトリ(Project)の作成しました。
今回はTortoiseGitをインストールし、
ローカルリポジトリからPushします。
/TortoiseGitのインストール
クライアントPCの環境に合わせて32or64bit版をダウンロードし、
インストールを行います。
今回はインストール時のパラメータはすべてデフォルトで行いました。
また、言語パックも公開されているため同時にインストールを行いました。
Download – TortoiseGit – Windows Shell Interface to Git
/言語設定
windows スタートメニューから、
TortoiseGit\Settings を実行し、
Langageのリストから日本語を選択します。
/GitlabへSSH接続キーの登録
始めにwindows スタートメニューから、
TortoiseGit\PuTTYgen を実行し、
SSH接続キーを作成します。
- Generate
- 赤い空白のエリアでマウスカーソルを動かす。
生成が終了すると、キーが表示されます。
公開鍵と秘密鍵を任意の場所に保存しておきましょう。
また、このウィンドウはGitlabへの登録が終了するまで開いておいたほうが良いです。
- Key passsphraseに任意のキーのパスフレーズを入力
- Save public key
- Save private key
- Keyエリアに表示されているキーをコピー
Gitlabにアクセスし、SSH認証キーを登録します。
- Profile Settings
- SSH Keys
- Keyエリアに先程コピーしたキーを貼り付け
適当なタイトルをつけてAdd keyします。
/ローカルリポジトリの作成
任意のフォルダを作成し、リポジトリを作成します。
今回はC:\git\Test-Project.git フォルダを作成し、リポジトリを作成します。
- フォルダを右クリック
- ここにリポジトリを作成
C:\git\Test-Project.git フォルダ内に適当なファイルを作成しコミットしてみましょう。
- フォルダを右クリック
- コミット
- メッセージの記入
- 管理外のファイルを追加(チェックを付ける)
- コミット
/リモートリポジトリの設定
作成したローカルリポジトリごとに対象となるリモートリポジトリを設定します。
- 対象となるフォルダを選択して右クリック
- TortoiseGit
- 設定
ついでにユーザ設定を行っておきます。
- Git
- グローバル
- 名前、メールの入力
リモートの設定
- リモート
- URL,プッシュURLにGitlabのプロジェクトに表示された情報を貼り付け
- Putty認証 作成したprivate keyの選択
/リモートリポジトリへプッシュ
- フォルダを右クリック
- TortoiseGit
- プッシュ
- 宛先のリモート先が先程設定した値になっていることを確認しOK
プッシュが成功しました。
Gitlab側でも変更が反映されています。
/まとめ
- Lan内に環境をつくる
- 無料
- 比較的簡単
という3点で良かったと思います。
プライベートリポジトリを使う方法は色々あり、
Github、Gitlab.com等のSaaSを使うことが手っ取り早い方法です。
しかし、今回の方法でも十分簡単に環境を作ることができたと思います。